郷福寺成田不動尊勧請140周年記念大祭 八千枚護摩供 奉修

令和7年(2025年)に、成田山新勝寺より成田不動明王さまのご分尊をいただいて140年になります。
この勝縁を記念し、記念大祭を奉修いたします。

記念事業 八千枚大護摩供奉修

真言宗最大の難行の一つ「八千枚大護摩供」を奉修いたします。
行者が命がけで行う護摩供であり、その功徳は広大無辺であるとされています。

八千枚護摩とは

菜食して念誦を作し、数十萬遍を満ぜよ 
断食すること一昼夜、方に大供養を設けて、護摩の事業を作せ
応に苦練木を以て、両の頭を酥にさして焼くべし 八千枚を限りとす
已に初行満ずることを成せば、心に願い求むる所の者、皆悉く成就することを得

金剛手光明灌頂経最勝立印聖無動尊大威怒王念誦儀軌法品

真言宗の様々な行の中でも最大の難行の一つとされ、
行者は五穀(米・麦・粟・稗・豆)を断ち不動明王の真言十万遍を唱え、二十座の護摩を修法します。
次に威儀を整え、断食をして八千枚の護摩木を燃やし、この八千枚護摩供を行います。
その功徳は「心に願うものは全て叶い、言葉にしたことは全て思いに随う」と説かれ、
古来、真言宗を代表する高僧たちによって修行されてきました。

護摩供奉修 日程

加行(けぎょう) ―八千枚護摩に際し前段階となる修行―

◯ 期間
令和7年 10月12日(日)初夜行(午後)より開白
 同   10月26日(日)結願

加行とは、本修行に入る前の準備段階となる修行です。
難行となるため、身体的にも精神的にも行に慣らし、過酷な行に入る準備をしていきます。
期間は二七日(14日間)。一日三座全42座の護摩を修法します。
午後(初夜)の行から始めることとなっており、最初の日は一座のみで、最後の日は二座。
都合15日間となります。

期間中は全て精進。(肉や魚、五辛といって玉ねぎやニンニクなど香りの強い野菜の禁止)
寺外への外出はせずに、護摩供に専念します。

行が始まることを「開白(かいびゃく)」、
終わりを「結願(けちがん)」と言います。

正行(しょうぎょう)―八千枚護摩の本修行期間―

◯ 期間
令和7年 10月26日(日) 初夜行より開白

正行とは、本修行期間です。
加行が結願を迎え、いよいよ本修行期間に入ります。
期間は一七日(7日間)。加行同様に初夜行(午後)から始めることとなっており、
都合8日間となります。
一日三座、全21座の護摩を修法します。
正行の最後の1座が最後の八千枚護摩になります。

この正行の期間に、不動明王のご真言を十万遍お唱えします。
時間がかかるため、日が変わった深夜から始めます。
期間中は五穀(米・麦・粟・稗・豆)を断ちます。
豆には大豆が含まれるため、醤油も使えません。
調味料は塩のみ。
五穀には蕎麦が入らないため、基本的には蕎麦のみを食べます。

八千枚護摩 ―結願の一座―

◯ 期日
令和7年 11月2日(日)
八千枚護摩全63座の最後の一座で、いよいよ八千枚護摩を修法します。

最終日は、日が変わった深夜から正行の第二十座目を修法します。
明け方終わり、沐浴して本麻で仕立てられた純白の法衣と袈裟を着用します。
最終日は断食。一切の食事と水を断ちます。
(手伝いの承仕が、水を湿らせた綿で行者の唇を濡らすことだけが許されます)
この最後の一座でいよいよ八千枚の護摩木を燃やしていきます。

終わるのは夕刻。
全ての行が成就し、皆さまの願いとともに本尊成田不動尊の元へと届いていきます。
心に願う全てのことがこの瞬間に、全て成就いたします。
行が終わると、行者・承仕・関係者で座を本堂に移し、
歴代住職の尊霊に回向するお勤めを行います。
八千枚護摩の供養により、
本尊さまをはじめ仏さま、檀信徒皆さまを始めご関係の皆さま、
お参りの皆さま。
全てにご利益が届きました。
この修行を行うことができたのは、郷福寺歴代住職のご加護です。
最後に歴代住職へのご報告と感謝の誠を捧げます。

そして、斎食。
行者には、やっと食事を取ることが許されます。
行者の身体を守るために、食するのは粥一杯。
食し終われば、速やかに床に入り身体を休めます。

記念事業 名誉住職 襖絵下絵公開と記念仏画展

郷福寺名誉住職は仏画(写仏)講師として、
仏画を教えています。

成田不動尊勧請140周年を記念し、
郷福寺本堂に仏画による襖絵を作成します。

計画としては、完成を2035年に予定しています。
今回は途中経過として、襖絵の下絵を公開します。

また、同時に名誉住職の作品展と、
写仏教室生徒の作品も展示します。

お寺マルシェ お抹茶接待

毎年、秋のお祭りで行っているお寺マルシェやお抹茶のお接待をいたします。

その他

随時、決定した企画を本ページにてお知らせしていきます。
皆さまのお参りをお待ちしております。

合掌

郷福寺 住職