法事の手引

故人さまの法事を承ります。

法事は以下のような種類があります。

一周忌(亡くなって1年後)
三回忌(その翌年。亡くなって2年後)
七回忌、十三回忌、十七回忌、二十三回忌、二十七回忌、三十三回忌。

一周忌は亡くなって1年後。三回忌はお亡くなりになった年を含めますので、2年後になります。
その後は七回忌、十三回忌と続きます。3と7の付くときに行うと覚えていただければと思います。
昨今なかなかそこまで難しいとは存じますが、三十三回忌で弔い上げとなり、
後はそのお家のご先祖さまとしてご供養申し上げます。

理想を申し上げるとご命日に行うのが良いのですが、難しいところもあります。
ご命日前で皆さまがお集まりやすいお日にちに行っていただければと思います。

先にお申し込みいただいた方が優先になりますので、お日にちが決まりましたら早めに郷福寺までご連絡ください。
場所は郷福寺本堂をお使いいただくこともできますし、ご自宅やその他の会場など、どちらでもうかがいます。

ご自宅などで法事を行い、その後皆さまご一緒にお墓参りをし、(住職もご一緒にまいりましてお経を上げます)
戻ってきて斎食(会食)という流れになります。

〈ご用意いただくもの〉

お寺からお塔婆(卒塔婆)を用意してお持ちします。
お仏壇とは別に壇を設えまして、お祀りすることが多いと思います。用意するものは下記のとおりです。

・お位牌 ・遺影 ・供花 ・お供え物(お菓子果物など) ・灯明、香炉(お仏壇にあるものをお使いください) ・お線香、ロウソク ・霊供膳※

・(四十九日の場合)ご遺骨 お葬式の際にご用意したもの(白木位牌2つ・四幡・紙花・たいまつ・杖)
 黒塗りの本位牌(四十九日でなくても、新盆までにご用意いただければと思います。)

・焼香台があればお出しください(無ければこちらで香炉を使ってお焼香できるようにいたします。)

※ 霊供膳(りょうぐぜん)
故人さまをはじめ、ご先祖さまに供えるお膳です。
ご自宅で作るのが本当は良いのですが、作っていただいたものを供えてもかまいません。
必ず精進料理で作ります。
つまり、肉やお魚、葱やにんにく、ニラ、らっきょうなど香りの強い野菜を用いないで作ります。

〈郷福寺で法事を行う場合〉
・お位牌 ・遺影 
・供花、お供え物(業者さんにご用意いただいてもかまいません)
・お墓に行く際のお線香(水桶はお寺のものをお使いください)
四十九日の法要は、上記同様です。